洋食つばき ミシュラン雪月花も手がける完全予約制の名店

洋食 つばき ランチ 椿コースビーフカツ

本日は、洋食つばきのランチに連れてきていただきました。

伺う前から、その素晴らしさを聞いていましたので、胸のワクワクが止まりません。

しかも本日は、先生の繋がりで専務様(奥様)がお出迎えくださるとのこと。

「田中フードサービスは、ご夫婦2人で小さなお店から始めてここまで作り上げられてきたんだって。

社長さんはもちろんのこと、奥様がいらっしゃらなかったら今の田中フードサービスはないんじゃないかなぁ。

それくらい影で支えていらっしゃる方だと思いますよ。

でも話すと気さくで、めちゃくちゃ面白い方だよ〜!」

ワクワク150%、緊張10%

お逢いできるなんて、さらにさらに楽しみです。(そしてちょっぴり緊張。)

岐阜駅郊外 山間に凛と佇む名店 洋食つばき

洋食 つばき レビュー

岐阜駅からは車15分ほど。大きな山を背景に、気づかず通り過ぎてしまいそうほど、ひっそりとした佇まい。

住宅街からも少し離れ、山の麓近くなので、道に迷われてお電話される方もいらっしゃるのだとか。(カーナビ必須)

門構えからすでに、凛とした風情が漂ってきます。

洋食 つばき レビュー

門をくぐるだけでも、わくわくしますね。

洋食 つばき 

裏山まで続く日本庭園を歩くだけでも癒されます。

足元からは、可愛いお花がお出迎え。

入り口には、けん玉のような小さな柿が、ほんのりと色づいていました。

「もう10月だもんね〜、早いねぇ。」

洋食 つばき 
洋食 つばき レビュー

「わぁ〜〜素敵〜〜!」

「いらっしゃいませ、今日は、わざわざ名古屋からようこそお越しくださいました。」

早速、奥様の田中様が、笑顔でお出迎えくださいました。

(わぁ、綺麗な方!!)

洋食 つばき 

「こちらこそ、楽しみにしていたので、連れてきていただいて、お逢いできてすごく嬉しいです。」

素敵な笑顔と明るさに気分がほぐれます。

「先生〜今日はありがとうございます。笑」

「・・・いえ、こちらこそ。笑」

お二人はお母様と息子みたいな、気心知れた仲。

いつもは奥様がプライベートで、先生がお仕事モードだそうで、お互い顔を見合わせてちょっと照れ臭そうです。

そのあったかい空気になんだかほっこりします。

洋食 つばき ランチ

お庭から差し込む木漏れ日、

和モダンでゆったりとした空間に、思わずうっとり…。

「こちらの習字、とても素敵ですね。どなたの作品なんでしょうか?」

洋食 つばき ランチ 

「実はこれは、もともとの古民家に最初から飾られてあったものを、今でもそのままにしているんですよ。

この古民家は、前の方が披露宴の会場などにも使われていたそうで、

椅子やテーブルは一式変えていますが、お庭やこういった装飾品などはそのまま使っていたりします。」

「ヘぇ〜!そうなんですね〜!お庭もそのままなのですね!」

洋食 つばき 

「そうそう、裏は竹林なので、夜はちょっと怖いですよ。ヘビとかたぬきとか。笑」

「あ〜、こっちの方じゃアライグマ出ますよ。畑に食べ物探しに。」

「え!?アライグマ!!?」

洋食 つばき レビュー

そんな裏話まで伺いながら、美味しいお食事をいただきます。

前菜 ランプ肉のローストビーフ

  • ランプ肉のローストビーフ
  • スモークサーモン

どちらかを選べましたが、大好きなランプ肉!と聞いてお肉をオーダー。

洋食 つばき ランチ 椿コース

・・・えっ!?前菜からこれですか?まるでメインのよう。

う、美しい・・・。

洋食 つばき ランチ 椿コース

「ん〜〜〜〜〜〜!!感動!!」

今まで食べたローストビーフの中で一番おいしい!

正直言って、ロービー(しかも前菜)は当たり外れが多く、

いくら名店とはいえ・・と侮っていました。

赤みの多いランプ肉とは思えないほど、舌の上で溶けそうなほど柔らかくしっとりとした食感。

じゅわ〜っとお口に広がる、ジューシーな肉汁。

“あれ?そういえば、ソースがない!?“

(今、ブログを書くまでは気づきませんでした。

ロービーは、一般的に作るときに湧き出てしまった肉汁でソースをこしらえるのですが、

洋食つばきのロービーには、肉汁で作られたソースがありません。

つまり、肉汁が残っているというのは・・・きっと、作り方を追求し尽くされているのでしょう。きっと。笑)

カボチャのスープ

洋食 つばき ランチ 椿コース

う〜ん、濃厚!もう、おかわりしたいくらい美味しい。

(あと5杯はいただける。笑)

余計な人工的な甘さや雑味、食感を一切感じません。

究極まで洗練された味がします。

コクのある生クリームと、カボチャの甘み。どこまでも続くなめらかな舌触り・・・・。

洋食ですが、もはや、フレンチのソースのよう。

最後の一滴まで、なめらかなままでした。

茄子のグラタン

洋食 つばき ランチ 椿コース

グラタンって、ただでさえ美味しいのに、美味しいのに・・・。

それを超えてくるのが、“洋食つばき“なのですね。

このベシャメルソースは、究極。

いや、”格別”

そんな言葉が適切でした。

このソースを完成させるまでに、一体、どれほど研究し尽くされたのでしょう・・。

「カニクリームコロッケは、きっとこれをもっとトロッとさせた感じだろうね。」

「うわ〜〜楽しみ〜〜〜。」

おいしさの予感が高まっていきます。

Main お魚料理 カニクリームコロッケ

「下のタルタルソースでお召し上がりください。手前は、舞茸のフリットになります。」

洋食 つばき ランチ 椿コース

「こっこれは・・・見た目がフレンチ!」

・・・サクッ。

洋食 つばき ランチ 椿コース

「ん〜〜〜!もう、、、幸せ。」

しっかりと蟹を感じるクリーミィーなソースに、

箸で掴むだけで破れそうなほど薄い、繊細な衣。

サクッ!

お口の中に広がる〜〜〜〜〜しあわせのトロトロ。

たまりません。

“さっきのグラタンは、この真打のための前座だったのか・・・!!“

私は名古屋文化洋食店の、カニを100匹濃縮したような、

超濃厚ドロドロカニコロも大好きなのですが、

こちらはそれの対局にあるような、洗練されて完成された、濃厚な味わいです。

もう、そろそろ、洋食の域を超えていますよ・・。

Main お肉料理

メインのお肉料理は、その日の3種類から選べます。

金華豚ロースカツレツ

和牛赤身らんぷ肉のビーフカツ

銘柄牛ビーフシチュー

一番人気はビーフカツ、でもビーフシチューもものすごく美味しいらしいです。

ついに、ついに、、、!!

きましたあああああ!!!!!

私が選んだのは…

洋食 つばき ランチ 椿コース

一番人気、赤身らんぷ肉のビーフカツ!

HPで見た通り、、いや、それ以上に美しい。

洋食 つばき ランチ 椿コースビーフカツ

(わぁ。。。!)

思わずじーっと見惚れてしまいます。

いただきます。

「・・・!!!」(昇天)

これは、もう、言葉になりませんね・・・!!

舌鼓とか打つ暇もなく、昇天しました。笑

洋食 つばき ランチ 椿コースビーフカツ

これは、ぜひ、実際に現地に足を運ばれて、堪能されてみてください。

“その価値はあります。“としか、私は伝えられないです。笑

今までのお料理をいただいて、社長さんの手仕事からは「職人芸」という言葉を感じていましたが、

このメインのお肉で、それが確信に変わりました。

「こんな美味しいお料理をご馳走していただいて、本当に、ありがとうございます。

もうね、体が喜んでる!一年分の良いお肉を頂いた感じ!」

「ははは、それはさすがに長すぎやろ?」

「いや、1年って言っても、もう残り2ヶ月だから!また来年が来る!(ドヤ)」

「そういうこと!?(都合よすぎるやろ・・・笑)」

デザート 珈琲

洋食 つばき ランチ 椿コース

自家製のプリン!!

たっぷりバニラビーンズが効いていて、それでいてくどくない、絶妙な瀬戸際を・・・

・・・回りくどい、

とにかく、「おいしい!!」笑

「このぴょこんって立ったミントが、スナフキンみたいで可愛いね。笑」

洋食 つばき ランチ 

「はぁ〜癒される〜〜。」

気づけば2時間もゆったりとした至福のひと時を過ごさせていただきました。

本当にありがとうございました。

実際に食事を通して感じた、田中屋グループの真髄

一言で言うとするなら、

価値を見極め、 それを未知のものへ昇華させる力。

これを、社長様が職人技のように磨き上げる。

奥様は社長様がそこに注力できるよう、環境を守り、整える。

この大きなふたつの力が合わさり、心に響く体験が生まれてるのではないかと、強く感じました。

なぜ、価値を見極める力を強く感じたかと言うと、

お肉の選び方、そして不動産の選び方です。

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *